投資できる資金は年齡で変わる

株はギャンブルではない


先日は、投資とは計画的に考え、必要な投資の知識と投資技術を用いて、資産を増やす手段であり、決してギャンブル・投機ではないと書きました。投資を始めるにあたり、投じる資金をどう設定していけばよいか、投資における余裕資金とはなにかについても書きました。投資でお金を増やしたいならば、投資のルールをきちんと学び、できるだけ冷静で客観的な判断をしながら、運用をしていく必要があります。そして、投資をうまく続けるためのポイントは、投資のリスクの理解と年齢・ライフステージに基づいたリスクの取りかたがあります。

今回は、投資における資金設定の考え方について年齡とライフステージを軸に書いていきます。

計画 投機と投資の違い 投資ルール 自己管理 客観的 投資のリスクと 年齢に応じたリスクを取りかた

投資する年齡で負うリスクは変わる


株式投資の資金の上限・投資スタイルは、年齡やライフステージによって変わります。あなたが20代・30代であれば、失敗して、ある程度の資産を減らしても、時間と体力をかけて働いて、投資資金をまた集めることができます。

若いことの大きな利点は、たくさん働く体力と時間があることです。逆に不足しがちなのはやはり経験です。ですから、株式投資にかけることのできる金額は、若いほど大きくなります。

逆に、40代・50代で始めるのであれば、今までに貯めた資産を大きく減らしてしまうと、取り戻すのが大変になので、若年者より投資額は小さくなります。中・壮年期の時点で株式投資を始める場合、貯金もある程度貯まって、かけられる資金は大きいかも知れませんが、ここは要注意です。

投資資金はライフステージでも変わる


年齢によってかけられる資金額の、もう一つの注意点はライフステージです。同じ30代でも、独身で実家ぐらしの方であれば、お金も貯めやすいし、支出も少なく、その内容も自由に決められるのでより有利です。一方、結婚の予定があったり、子どもを養っている場合は、将来的な学費などもあるため、独身者より慎重さが必要です。

中・壮年期であれば、将来の老後資金や医療費などを守る必要があるため、この場合も、より慎重に決めていきます。もちろん、株式投資によって収入が増えれば、こうした将来的な生活費や養育費、老後資金を効率的に稼いで貯めることができるし、今の収入額を上げて、生活の質を豊かにできます。

将来の不安を積極的に減らしたい・解決したい、あるいはもっと経済的に豊かになりたいからこそ、株式投資を始める方も多いと思います。わたしも、株式投資を始めたきっかけは、もっと経済的に自由になりたいと思ったからです。ですが、だからといって大きな危険をおかすような資金を使っては本末転倒になります。その時点から、株がギャンブルになってしまい、投資でなくなってしまいます。このことを踏まえ、次回は、より具体的な資金額の目安を出す方法を紹介していきます。