インデックス投資と証券口座のリスク管理

インデックス投資で確実に稼ぐには証券口座が必要不可欠


あなたがインデックス投資で確実に稼ぎたいなら、ファーストステップとしてインデックスファンドという投資信託を買うための証券口座の解説が必要です。以外に知られていないことですが、投資信託や株などの金融商品を買うには、現金やカードで直接買うことはできません。楽天証券やSBI証券、松井証券などの証券会社で投資専用の口座を作って資金を入れて、その口座から金融商品の売買代金をやり取りするからです。

ですからまずあなたがするべきことは、証券口座を開くところからです。しかし、証券口座を開くにも、知っておくべきポイントがあります。実は、証券口座を開くことはインデックス投資のために投資信託を買うという目的もありますが、それ以外にもとても大事な理由があります。それは、あなたの大切な投資資金や生活のための資金を予期せぬトラブルから守ることです。

今回は、具体的に証券口座を選ぶ前に、お金の保管と証券口座のメリットについてお話します。そして最後には少しおすすめの証券口座についても書きます。

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インデックス投資の証券口座とペイオフの秘密

あなたは普段、大切なお金をどこに保管していますか?まさか全額を銀行から下ろして、自宅や財布に現金として持っている人はいないと思います。いわゆるタンス預金という形ですね。今の若い世代はあまりいませんが、もう少し上の世代なら多くいると思います。

では多くの人はどこにお金を保管しているのでしょうか?たいていの人は、自分が口座を持っている銀行に預け入れますよね。普通預金や定期預金として入れている人が多いと思います。わたしはというと、ある程度のお金は普通の銀行に入れて、残りの大部分は証券会社に入れています。なぜなら、銀行にお金を預けておくことは、実はそれ自体が一つのリスクでもあるからです。

そのリスクとは、「銀行の破たんとペイオフ制度」です。

わたしは、自分のお金はほとんどすべてを証券口座に移しています。それは、株を売買することもそうですが、ペイオフのリスクを避けるためでもあります。

ペイオフ(pay off)というのは、日本語で「払いだす」という意味です。もし銀行が何らかの理由で破綻した場合に、預けていた元本1000万円とその利息しか保護されず、それ以上預金していたとしても、そのお金は払い戻されない可能性がある制度です。あなたが銀行に2000万円預けていても、1億円預けていても、もしペイオフが適用されれば帰ってくる額は1000万円のみです。ちなみに、2010年に破綻した日本振興銀行は、日本で最初にペイオフが発動された銀行です。

一方で証券会社の場合、万一に証券会社が潰れたとしても、預けている資産は保護されます。なぜかというと、証券会社は法律によって会社の資産と顧客から預かっている資産は分別して管理しなくてはならないようになっているからです。あなたが証券会社に1000万円以上の資産を預けていて、その証券会社が倒産したとしても、ペイオフの対象外となりその資産は守られます。したがって、銀行に預金をするよりも、証券会社に「預金」(証券会社では、MRFという形になります)をした方が、ペイオフの対象外となるため、資産が守られるのです。証券会社=投資=危険と捉えられがちですが、証券会社に口座開設をして、ペイオフの対象外となったほうが、万一のためには安心なのです。

超低金利時代に銀行に預金するメリットは?


今でこそ「預貯金の金利は超がつくほど低い」という認識が一般的になっていますが、日本の経済が右肩で上がっていた1960年代〜1990年代前半までのバブル期を含めた高度経済成長時代の預貯金の金利は、今では考えられないほどの高金利でした。高度経済成長時代の過去最高の普通預金の金利は1974年の3.0%。現在の普通預金の金利は0.001%(2017年7月現在)。過去と比べると、なんと3000倍も違います。一方、定期預金を見てみましょう。過去最高の定期預金の金利は1991年の5.0%。現在の定期預金の金利は0.01%(2017年7月現在)です。過去と比べると、500倍も違います。

また、1980年代後半から1990年代前半バブル期の普通預金の金利を見てみると平均で2%もありました。定期預金はというと、なんと6%。郵便局の定額貯金の金利はさらに高く8%もありました。普通預金の金利でさえ平均で2%あったのですから驚きですね。単純に計算して100万円を1年間2%の普通預金に預けていれば、1年後の利息は2万円(税金は考慮しません)になります。現在は普通預金の金利は0.001%なので、1年後の利息は10円(税金は考慮しません)しかつきません。そう考えると、夢のような話しですね。

銀行が昔のような超高金利時代ならともかく、現代のような低金利時代ではお金はほぼ増えません。となれば、銀行で預金するメリットは、自宅にはいった泥棒からお金を守るくらいしか思いつきません。さらに言えば泥棒が自分の留守中に入ったり、強盗だったりすればそのメリットすらメリットにはならなそうですね。

こうした現状を考えると正直に言って、普通預金でお金を保管するメリットはあまりありません。この点、どうもわたしたち日本人は、過去の金利状況から銀行を過大評価してしまいがちなのです。このような観点から、お金はなるべく証券会社に保管しているほうが安全なのです。いま、1000万円以上の銀行預金がある人ならなおのことです。

インデックス投資を始めるために、お金を守るために証券口座を開設しよう


上記に挙げたように、お金を強盗から守る意味でも、資産運用の観点から見ても、大切なお金を普通預金にただ入れておくことにはあまりメリットはなく、全部ではなくとも少なくとも資産の一部は証券口座に入れておく方が良いでしょう。少なくとも今現在銀行預金が1000万円以上ある人は、証券口座にお金を移動させておいた方がペイオフのリスクからは守られます。ですから、まずはネットで証券口座を開設しましょう。インデックス投資を始めることはネット証券を開設して、預金をある程度証券口座に移して、それから始めるかどうか検討してもよいと思います。

では、証券口座はどのように開設したらいいか?証券口座を開設するには、ネット証券が早くてメリットがあるのでおすすめです。というより、インデックス投資で大きな資産を形成したいと思ったらネット証券を使うことは必要不可欠と言ってよいでしょう。証券口座はたくさんの数がありますが、インデックス投資を始める上では投資信託(インデックスファンドも投資信託のひとつ)の取り扱い数や手数料、NISAやiDeCoので扱える商品の内容なども大きなポイントになるため、インデックス投資に適したネット証券を選ぶことが大事です。インデックス投資においてわたしのおすすめはまずは楽天証券です。

インデックス投資におすすめのネット証券は楽天証券


インデックス投資を始める第一歩は証券口座を開設することですが、証券口座は楽天証券やSBI証券、松井証券、大和証券、松井証券、カブドットコム証券、マネックス証券、ライブスター証券、SMBC日興証券、岡三オンライン証券など、実に多くあります。

各社にはそれぞれ扱う金融商品の種類や売買にかかる手数料、利用できる投資ツールや情報量などでそれぞれ特徴があります。その中でわたしがインデックス投資の証券口座としておすすめするのが楽天証券とSBI証券です。

インデックス投資は投資信託を使った投資手法です。楽天証券の投資信託の取り扱い数は証券業界でもTOPクラスで、2,500本以上の投資信託を取り扱っています。また、販売手数料が無料のノーロード銘柄が1,200本以上あり、非課税制度であるつみたてNISA対応銘柄も130本以上あります。さらに、「投信スーパーサーチ」という楽天証券独自のツールを使えば、条件を細かく設定して投資信託を探せるので、投資方針にあった銘柄が簡単に見つけられます。投資信託を中心に運用をするなら、取扱銘柄数の豊富さは大切なポイントです。

インデックス投資の証券口座としてもう一つのおすすめがSBI証券です。SBI証券は数あるネット証券のなかで、不動の人気を誇ります。SBI証券の口座開設数は410万口座(2017年12月末時点)で、国内のネット証券でNo.1の口座数です。つまり日本で一番選ばれているネット証券ということです。SBI証券が選ばれているのには、いくつかの理由があります。

ざっと並べると、手数料が安く低コスト、金融商品の注文が簡単にできる、投資信託を含めてさまざまな投資商品が揃っている、NISAやiDeCoに加入できる、などがあります。SBI証券は投資信託の取扱い数はトップです。最終的な利益であるトータルリターンがプラスの銘柄数も多く、さすがの実力を発揮しています。また銀行連携をすることででらくらく投信積立ができる点も魅力的です。なお投資信託の積立は100円からOKなのでお小遣い感覚で気軽に投資信託を始めることができます。