仕事や家事で忙しい人でもできる、長期投資、インデックス投資の方法をイチから解説します。

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投資信託のメリットとは

インデックスファンドは投資信託の一種

 

このブログでわたしはよく、「インデックス投資とは世界中に分散したインデックスファンドを積立投資して長期保有・運用すること、長期投資法である」と書いています。

インデックス投資を簡潔に説明すれば本当にただこれだけなのですが、それにしたって初めて投資をする人にとって、そういわれても初めは何のことだか分からないと思います。

ここに書かれているインデックスファンドとは、投資信託と呼ばれる金融商品の一種です。インデックスファンドに投資信託。これが初めての人にとって良くわからない言葉だと思います。

 

そこで、今回はまず「投資信託とはなにか」について書きます。そして、順に投資信託のメリットとは何かについて書いていきたいと思います。

投資信託とはなにか、そして投資信託のメリットを理解することで、皆さんにとってインデックス投資はより現実的でかつ大変有効な投資法と感じられることでしょう。

投資信託とはそもそもなにか

インデックスファンドは投資信託という金融商品の一種なのですが、そのそもそも投資信託とはなんでしょう。

投資を信託する。こう考えると投資を誰かや何かに任せるといった意味でしょうか?それでほぼ答えは正解です。

投資信託とは、わたしたち一般投資家から集めたお金を一つの大きな資金としてまとめ、投資運用の専門家が株式や債券などに投資運用する金融商品です。わたしたちはお金を出し、それをプロが預かり、運用をするわけです。

投資信託はその運用先が株式や債券であり、株式や債券の価格変動によって投資信託の値段(基準価額と言います)は変動します。株式と同じように、投資信託も上がったり下がったりのと日々値動きをしています。

わたしたちは地元の銀行や、最近では楽天銀行などのネットバンクなどに口座を作ってお金を預けていますよね。いわゆる預貯金です。

預貯金は少なくとも名目上、なにが起きても預金が減ることはありませんが、投資信託は運用がうまくいけば値上がりして利益を得られる一方、運用がうまくいかなかった場合は値下がりして損をすることもあります。

そう、投資信託は元本が保証されている金融商品ではありません。

投資信託において集めた資金を運用する運用会社は一切損をしません。投資信託の基準価額が値下がりして損をするのは投資家だけで、ここは重要なポイントです。投資信託の価格変動のリスクは投資家が全て負うわけです。

その代わり基準価額が値上がりした場合は利益はほぼすべて投資家のものになります。ここまでの説明で、一般的な株式投資と投資信託は非常によく似ている点が分かると思います。

・株式投資で特定の銘柄にいくら投資をしていても(つまりいくら株を買っていても)、いざ会社が倒産した時には、投資した株は一切保証されない。会社は株を発行するときにもらった資金を返す必要はないわけです。

これはいくら投資信託をわたしたちが買っていて、運用に失敗して損をしたとしても、運用する会社は一切責任を負わないことと似ています。

それでは、投資信託のメリットとはなんでしょうか?

投資信託の3つのメリット

それでは投資信託のメリットは何でしょうか。投資信託のメリットは次の3点です。

1、投資信託は比較的少額から購入できる
2、投資信託はたくさんの銘柄の株式や債券に分散投資できる
3、投資信託は、運用に携わる金融機関が破綻しても資金が守られている

投資信託のメリット1:少額から購入できる

投資なんてお金持ちがするもので自分には関係のない話だと思っている方々がいらっしゃるかもしれません。投資をするには何十万円という単位でまとまったお金が必要だとか。

ところが今はどうでしょう。投資信託は1万円から始めることができます。それどころか、証券会社によっては5000円や1000円、すごいところだと100円から購入できるところもあります。楽天証券やSBI証券で実際に可能です。

投資にはまとまったお金、莫大な資金が必要。大昔はそうでした。しかしそれはもう時代遅れのイメージに過ぎないのです。

これってもう、投資信託は誰でも始められるといっても過言ではないですね。投資なんてお金持ちがするものなどという言い訳はできません。

世界中を見回しても、100円から投資信託を購入できる国はそうそうないでしょう。実は、私たち日本の投資家は、海外の投資家よりも投資のハードルが低く恵まれた環境にあると言えるのです。

余談ですが、ここで日本人とアメリカ人の投資信託の保有率について紹介します。これだけハードルが低い環境がありながら、日本の個人は投資信託をほとんど活用していません。

米国の個人の投資信託保有比率が43%であるのに対して、2015年時点で日本の個人の投資信託の保有率はわずか8.7%しかありません ※公益財団法人日本証券経済研究所レポートよ

ネット証券や低い投資額で始められることなど、投資を始めるのに格好の環境がそろっている日本ではこれは実にもったいないことだと思います。

投資信託のメリット2:たくさんの銘柄の株式や債券に分散投資できる

投資の世界には「卵は一つのカゴに盛るなという有名な投資の格言があります。たくさんの卵を持ち運びたい時に、一つのカゴに盛ると、もしそのかごを落とした場合には、全ての卵が割れて全滅してしまうかもしれない。

でも、卵を複数のカゴに分けて運べば、そのうちの一つのかごを落としてしまってカゴの卵が全て割れて駄目になったとしても、他のかごの卵は影響を受けずに済む…という話です。

株式投資においては特定の銘柄だけに投資するのではなく、複数の銘柄に投資した方が良いという教えです。
分散投資の有効性については、株式投資を例にして考えるとわかりやすいと思います。

たとえば、あなたが会社Aの株式を100万円分買ったとします。もしその会社Aが倒産したら株式は紙くずとなってあなたの資産は一気に100万円から0円になってしまいます。これが個別株投資の持つ大きなリスクの一つです。

そうならないように資産をいくつかに分けてリスクを分散させるのが投資の基本です。
株式投資でいうなら、資金が100万円あるなら、会社Aに50万円、会社Bに20万円、会社Cに30万円と投資先を分散させて、リスクも分散させます。

投資信託は、何十から何百、 何千もの銘柄に簡単に分散投資できます。また、株式だけでなく、債権、不動産と複数にまたがる資産に分散投資することもできます。

インデックス投資の要ともいえる大きな特徴は、運用会社が投資家から集めた数十億円、数百億円規模の大きな資金を使って、私たち個人では到底できないような大規模な分散投資をしてくれることです。

また投資信託なら、投資の種類だけでなく、個人では投資しにくい国や地域にも簡単に分散投資することができます、

例えば、米国や日本のような市場の成熟した先進国だけではありません。ロシアやブラジルといったこれから経済成長が期待される新興国の株式に立って、簡単に分散投資できます。
個人投資家にとって、投資信託は手軽に強力な分散投資を実現できる有力な投資手段だといえます

先ほど出てきた、株式、債権、不動産といった資産の種類のことを専門用語では資産クラスと言います。インデックス投資においては、資産クラスの中でも市場規模が大きな株式と債券を中心に分散投資をするのが基本です。

 

投資信託のメリット③ 運用する金融機関が破綻しても資金が守られる

もし、投資信託を販売している会社や投資信託を運用している運用会社が破綻したらどうなるのでしょう?大切なお金を預けている以上、その点は大いに気になるところだと思います。

投資信託は、投信を売る販売会社、資金を使って運用する運用会社、投資家から集めたお金を補完する信託銀行という三つの金融機関が運用に携わりますが、そのいずれが破綻したとしても、投資額にかかわらず投資した資産は制度的に守られています。

販売会社は、私達投資家が投資信託のお取引をするときの窓口となって、私達投資家と金をやり取りしますが、そのお金は信託銀行が信託財産として管理をします。

仮に販売会社が破綻したとしても、私たちのお金には影響ありません。

運用会社は投資家から集められたお金の運用を行いますが、運用の指示をするだけで、信託財産の管理はおこなっていません。お金は信託銀行が信託財産として管理をします。

仮に信託銀行が破綻しても、信託財産に影響はありません。

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